世界を代表するメディアアートの祭典として知られる「Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)」。
今回は世界63カ国から3,374作品の応募がありましたが、日本人アーティストが数多く受賞されています。
フェスティバルは9月5日から11日までオーストリア第3の都市リンツで開催。今回のテーマは「GOODBYE PRIVACY」と題して、デジタルメディアを通じてプライバシーが消滅している現状や、パブリックとプライバシーの関係を考える企画展、シンポジウム、ライブパフォーマンス等が受賞作品展とあわせて開催されます。
デジタルミュージック部門
デジタルミュージック部門では、三輪眞弘の『逆シミュレーション音楽』がグランプリに相当する“Golden Nica”を受賞。渋谷慶一郎と池上高志の『filmachine/filmacine phonics』は“Honorary Mentions”を受賞しています。
アニメーション部門
アニメーション部門では、人気 RPGファイナルファンタジーシリーズの生みの親でもある坂口博信の新作RPG『Last Odessey』のオープニングムービーが“Honorary Mentions”を受賞。他にも高橋信雄の『Ranken』、MOTO SAKAKIBARAのテレビシリーズ用 CGアニメ『Monster Samurai』が受賞しています。
インタラクティブ・アート部門
インタラクティブ・アート部門では、九州大学の馬場哲晃が『Freqtric Project』で“Honorary Mentions”を2年連続で受賞。加藤良将と井藤雄一の『White Lives on Speaker』も受賞しています。
ハイブリット・アート部門
ハイブリット・アート部門では、日本を代表するメディアアーティストの一人でもある藤幡正樹の『Unreflective Mirror』と、若手女性現代美術アーティスト束芋の『Public conVENience, 2006』(日本名「よろんよろん」)の2作品が“Honorary Mentions”を受賞しました。
NEXT IDEA
若者の新しいアイデアを支援する「ネクスト・アイデア」では中村崇之が『Wonderful World』で入賞しています。
■開催概要
名称 Ars Electronica 2007
(アルス・エレクトロニカ2007)
会場 アルスエレクトロニカセンター他
(オーストリア・リンツ)
会期 2007年9月5日(水)~9月11日(火)
URL http://www.aec.at/
■ Ars Electronica2006レポートはこちら