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2007年8月30日 (木)

「Ars Electronica 2007」間もなく開催!

文化庁メディア芸術祭では海外の有力なメディア芸術のフェスティバルにおいてメディア芸術祭の優秀作品上映を行っています。

「Ars Electronica 2007(アルス・エレクトロニカ)」がオーストリア・リンツにおいて9月6日(木)から9月11日(火)まで開催されます。今年のテーマは「GOODBY PRIVACY」と興味深いものです。

そのアルス・エレクトロニカにおいて、今年もメディア芸術祭の優秀作品を上映します。 アルス・エレクトロニカでのメディア芸術祭の上映『Japanese Animation』は2003年から始まり今年で5回目で、すっかり人気のプログラムとして定着しています。例年上映会場は満席で入りきれない人が溢れるほどです。今回の上映作品に対してヨーロッパの観客はどのような反応を示すのか。とても楽しみです。

■Japanese Animation

文化庁メディア芸術祭優秀作品上映
日 時:9月7日(金)20:00/9月9日(日)17:30/9月10日(月)10:30
会 場:O.K Centrum fur Genwartskunst
U R L :http://www.aec.at/en/festival2007/program/project.asp?iProjectID=14022

【アート部門上映作品】
「front」
「C++」
「La Magistral」
「nakedyouth」
「Que seran pasaran」
「携帯夢(K-Time)」

【エンターテインメント部門上映作品】
「COURNELIUS "Fit Song"」
「Space Shower hot パッケージ」
「TAITO [EXIT]インターネット広告」
「TOYOTAカローラエンターテインメントムービー」
「カードの切り方が人生だ」
「資生堂majolica majorca Web movie」
「新鬼武者」

【アニメーション部門上映作品】
「お話の花」
「スキマの国のポルタ」
「ピカピカ」
「Lagura y la jirafa」
「Mr. Calpaccio」
「あかあおふたりで」
「ウサビッチ」
「トキヲの兄弟」

■Ars Electronica 2007

開催地:オーストリア・リンツ
会 期:2007年9月7日(金)〜9月11日(火)
U R L :http://www.aec.at/en/festival2007/

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「コンニチ」ドイツで開催されるアニメの祭典

「Connichi2007(コンニチ)」はドイツ・カッセルで毎年開催されているアニメとマンガのコンペティションです。ドイツ語圏最大のアニメとマンガのファンサイトAnimexx e.V.が主催しています。

第6回となる「Connichi 2007」は9月7日(金)から9日(日)までの3日間開催。開催期間中に日本の人気音楽ユニットのm.o.v.eのコンサートも行なう予定です。

来場者数そのものは1万2千人とやや小振りではありますが、積極的な活動はドイツにおいても日本のアニメやマンガの人気を表していると言えるでしょう。

■Connichi 2007
会 期:2007年9月7日(金)〜9月9日(日)
開催地:ドイツ・カッセル
http://www.connichi.de/index.jp.html

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2007年8月29日 (水)

「中国映画祭」8月31日より新宿で開催

文化庁と中国国家広播電影電視総局電影管理局は、日中国交正常化35周年記念『2007年中国映画祭』を開催します。

期間中には、中国映画7作品(「美しきホームランド」「恋人紐」「トルファンの恋歌」「天狗」「赤いネッカチーフをつけた二人の女」「THE LAW OF ROMANCE」「公園」に加え、日中合作映画「夜の上海」をオープニング作品としてプレミアム上映します。

8月31日の開幕式には、日本側主催者として青木保文化庁長官が出席する他、中国からラテ
総局の呉克センター長を代表として、高峰監督(「美しきホームランド」)、尹麗川監督(「公園」)、張建亜監督(中国映画監督協会副会長)、朱媛媛さん(「天狗」主演女優)ら映画代表団が出席します。またオープニング作品上映では、主演の本木雅弘さん、趙薇さんが舞台挨拶をおこないます。

この上映は日中相互のさらなる文化交流の促進と友情の増進を図り、両国の映像文化がより豊かになることを目的として本年3月に中国・北京において同主催者により実施された『2007年日本映画祭』との相互交流として開催されるものです。

■開催概要
主 催 文化庁、中国国家広播電影電視総局電影管理局   
共 催 映像産業振興機構(VIPO) 、新宿バルト9
日 程 8月31日17:00 記者会見
        18:30 開幕式、オープニング上映
    9月1日〜9月3日 上映(1日、舞台挨拶付上映有)   
料 金 各回1,000円(8月31日は関係者および招待者のみ)   
    (チケットは8月21日よりチケットぴあにて発売)   
会 場 新宿バルト9
    (新宿区新宿3丁目1-26 新宿三丁目イーストビル)
     http://wald9.com
問合先 映像産業振興機構
    TEL: 03-3543-7531
    FAX: 03-3543-7533

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文化庁「文化芸術分野における海外との共同創作活動を通じた国際交流の推進事業」募集

文化庁が、日本と諸外国の芸術家・文化人との間で交流し、共同創作を目的に行われるワークショップや人材交流等の国際事業の募集をしています。

国際文化交流を通じて、日本の魅力ある文化を海外に発信し、相手国を引きつけることができる能力(ソフトパワー)をさらに強化することを目的としています。
対象分野は、アニメ、マンガ、コンピュータゲームといったメディア芸術分野等です。

■公募要領、申請書様式などの詳細は、文化庁Webサイトをご覧ください。
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2007/19_kyodo_sousaku_koubo.html

企画提案書受付期間:2007年8月24日(金)~9月12日(水)

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メディア芸術祭上海展2007(34)全日程終了しました。

文化庁メディア芸術祭上海展(日本新多媒体動漫芸術展)は8月26日(日)をもって無事全日程を終了いたしました。

Photo_98月18日(土)の夕刻に行なわれた開幕式から8月26日(日)までの8日間で3,455人の方にご来場いただきました。作品を出展いただきましたみなさまをはじめ、ご協力いただいた日本と中国の関係者のみなさまには重ねて御礼申し上げます。(写真:開幕宣言をされる青木文化庁長官)

Kagetokyoメディア芸術祭として海外で行なう大規模な展覧会としては、5年前の「メディア芸術祭北京展(日本媒体芸術優秀作品展)」に続く2回目となります。この5年間の中国の成長と変化は目を見張るものがあり、本展の準備段階から戸惑うことばかりでした。北京と上海の違いについても様々な面で実感しました。

Photo_10 上海側と展覧会を共同で創り上げていく中で、日本との文化や慣習の違いによって予想外の問題も少なからず出てきました。

ただ、どんな状況になっても「良い展覧会を一緒に創ろう。」という気持ちが、日本と上海の両方に途絶えなかったことが今回開催にたどり着けた理由であると思います。最後まであきらめず、逃げること無く粘り強く話し合っていけば、なんとか道は開けるということを今回もまた実感しました。
Photo_8本展の上海側の企画運営窓口になっていただいた上海市対外文化交流協会の皆さん(写真)には根気よく対応していただいて本当に感謝しています。

2007 また、今回の展示はメディア芸術祭のここ数年の受賞作品の数々ですが、それらの作品の持つパワーにも改めて感嘆しました。作品が伝えようとしていることは国境を越え上海の人たちにしっかりと届いていました。出展アーティストの皆さん(写真)と上海の来場者や運営スタッフ人との交流も非常に有意義であったと思います。本展をきっかけに日中で“メディア芸術”の輪が広がっていくことを期待しています。

ご協力いただきました全てのみなさま本当にありがとうございました。Photo_12

文化庁メディア芸術祭事務局
CG-ARTS協会 文化事業部長
阿部芳久

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メディア芸術祭上海展2007(33) 会場の反応7:まとめ

Photo_4 メディア芸術祭上海展も始まってから徐々に来場者数が増えてきました。最後の週末となる8月25日(土)と 26日(日)は朝から多くの来場者で賑わっていました。人気のアート作品やゲームは順番待ちになることもありました。

Photo_5 来場者に「どこで知りましたか?」と聞くと、「友人に勧められて来ました。」という声が一番多かったです。来場された方々が本展を楽しんでくださっていたことがわかり、スタッフ一同本当に嬉しく思いました。

Photo_6 来場者は上海の若者達が多かったですが、カップル、女の子同士、親子でというのが目立っていました。またアメリカやヨーロッパの人たちもいらしていました。

Photo_7 会期を通して来場者の皆さんから聞いた感想をまとめてみました。今回は準備期間も短く、予想外の出来事も少なからずありましたが、今回の経験を今後に活かしていきたいと思います。

■来場者の感想
・多彩なジャンルの作品を一堂に見ることが出来て良かった。
・学校で教えられた日本とは違う側面を知ることが出来た。
・もっと作品や日本のことを知りたいと思うようになった。
・今まで以上に日本に親近感を持つようになった。
・日本語を習得したいと思った。
・知らなかった作品や分野に出会えることができて良かった。
・東京は奇麗な街だと思った。是非行ってみたい。
・最近行った展覧会の中では一番良かった。
・出展アーティストと接することが出来て刺激になった。

・今回だけでなく、来年以降も開催して欲しい。
・もっと多くの作品を紹介して欲しい。
・会期をもっと長くして欲しい。
・テレビアニメやゲームの新作をもっと多くして欲しい。

■中国マスコミのとらえ方

・商目的の展示会ではなく、文化を紹介する展覧会として開催しているところが良い。
・ポップカルチャーから現代美術までを網羅しているところが面白い。
・現在進行中の新しいものを見せようとしている試みに好感が持てる。
・日中のカルチャーの違いを感じさせた。
・子供向けの展覧会と思っていたが、大人も楽しめるものであった。

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メディア芸術祭上海展2007(32) 上海万博

Photo 上海では高速道路や街中に「上海万博」の広告はよく見かけますが、来年に開催が迫った「北京オリンピック」の広告は目にすることはありません。メディア芸術祭上海展の関係者に聞いても、北京オリンピックにはあまり関心が無いようで、上海の人たちにとっては「上海万博」が何よりも重要であるようです。

Photo_2 上海万博は2010年5月1日から10月31日まで、外灘の南浦大橋の南側一帯で開催されます。会場は5.28平方キロメートルと広大ですが高速道路の車中から見ることの出来る会場予定地にはまだ何もありません。万博にあわせて道路や鉄道、施設等あらゆるところで建設ラッシュです。上海市内には現在5本の地下鉄が走っていますが、万博までに新たに5本の地下鉄開通が予定されているそうです。主催者の発表によると会期を通して7,000万人の来場を予定していますが、地下鉄だけでなくあらゆる交通網の整備が急がれています。

Photo_3 また、上海万博開催まで1000日を切ったということで、人民公園にある「上海城市規格劃展示館」ではプレイベントが行なわれ上海万博の全貌を知ることが出来ます。規格展示館は上海の現在過去未来を紹介する施設で、上海の将来を示す巨大なパノラマや、バーチャルリアリティーで未来の上海を体験出来るアトラクションなどもあります。正面入り口には開催までのカウントダウンのサインが光っています。

なお、このプレイベントは、上海を皮切りに、南京・北京・杭州・重慶・広州・香港などで行われ、中国全体で上海万博を盛り上げていこうとしています。

■中国2010年 上海万国博覧会
http://jp.expo2010china.com/

■上海城市規格劃展示館
人民大通100号
tel (021)6372-2077

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2007年8月28日 (火)

メディア芸術祭上海展2007(31)会場の反応6:Cゾーン「マンガ」

Manga00 Cゾーン「マンガ」エリアでは過去の受賞作品を中心として19作品が展示されています。見開きページがB全サイズの巨大なパネルにして展示され、キャプションと一緒に単行本が1冊ずつ設置されています。学生運営スタッフの中には、小さい頃から日本のマンガを読んで育ったという方もいました。
今回展示したパネルでは、吹き出しの言葉がすべて日本語だったため「書いてある言葉が分からない」という感想もいただきましたが、キャプションとパネルを交互に見つつ、1枚1枚のパネルをじっくり見て進む方がとても多かったのが印象的でした。

Mangainterview 上海交通大学に1年間留学して、今は現地IT系会社に勤務しているTさん(左写真)。「ここ1年半ぐらい展覧会を見ていなかったのでとても楽しかったです。規模としてはそれほど大きくないと思いますが、中国の人たちは日本のマンガやゲームが大好きですし、ドラマもよく見ていますから、こうした企画は喜ばれるでしょうし受け入れられやすいと思います。」という感想をいただきました。

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メディア芸術祭上海展2007(30)会場の反応5:Cゾーン「ゲーム/フィギュア」

Figure2 今回の展示で来場者の密度が一番高かったエリアがCゾーン「表現」の中の「ゲーム/フィギュア」エリア。ここでは過去の受賞作品を中心としたゲーム11作品と、フィギュア(『機動戦士ガンダムRX78』、『海洋堂フィギュアシリーズ』)が展示されています。東京ゾーンを抜けるとまず来場者の目を引くのが海洋堂のフィギュアーシリーズ。ガラスケースの中に小さなフィギュアが所狭しと並べられており、来場者はその精緻な細工にとても感心していました。

Game また、ゲームエリアでは任天堂WiiやDSなど全11作品が実際に体験できるエリアとあって、開館後から大画面でゲームを楽しんでいる子どもたちの姿も見られました。以前のブログでも述べたように、上海のゲーム事情は正規ルートであるかどうかは別にして日本とほぼ同時的に展開されているため、ゲームマニアな来場者からは「もうこの作品はクリアしているよ!」と言われることもありました。

Gundam また会場出口の前では高さ1.5メートルのガンダムが、会場を後にする皆さんをお見送りしていますが、常に子どもたちに囲まれていました。

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メディア芸術祭上海展2007(29)会場の反応4:Cゾーン「映像」

C 今回来場者の皆さんにインタビューを行って一番反応が高かったのが、Cゾーン「表現」の中の「映像(アニメーション/ムービー)」作品です。ここでは今年2月に開催された第10回メディア芸術祭の短編アニメーションとエンターテインメント映像、および過去の優秀作品からのセレクション映像の3つのカテゴリから、47作品が上映されました。会場奥にそれぞれ150インチの巨大スクリーンを2面設置し、それぞれ異なるプログラムを上映することで、来場者に多くの作品を見ていただこうという趣向がこらされています。

Cperson クラスメイトからこの展覧会のことを教えてもらって見に来た女子大学生(左写真)は、特にアニメーション映像が気に入ったそうです。日本のアニメーションはどれも面白いということでした。中でも彼女のお気に入りは『コタツネコ』。展覧会全体についての感想としては「もっともっと色々な作品を見てみたいし、それぞれの作品についてもっと詳しく知りたい」ということでした。

Cゾーン「表現:映像」上映プログラム
・ メディア芸術祭 第10回短編アニメーション優秀作品
・ メディア芸術祭 第10回エンターテインメント優秀映像作品
・ メディア芸術祭 歴代セレクション映像作品

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メディア芸術祭上海展2007(28)会場の反応3:Cゾーン「インタラクティブアート」

Img_9279 今回の上海展開催会場は、約半世紀前に建てられた製鉄工場を2年前にリニューアルして作られた展示スペースです。会場の中央には階段でおりて観賞するスペースがあり、ここでは大量の水を張って鉄が冷やされていたと聞いています。この幅8メートル、奥行き20メートルほどのエリアを中心にインタラクティブアート10作品が設置されています。

Aonokiseki 色々な方にお話をお聞きしているとゲームやアニメーションの人気が高いという印象がありますが、本ブログでも紹介したように、子ども記者の皆さんたちにはインタラクティブアートも大変人気でした。

Photo 今回は第一回メディア芸術祭の大賞受賞作『KAGE』も展示され、コーンに触れると現れる様々な影の表現を、子どもたちのみならず大人も楽しんでいました。

Cゾーン「表現:インタラクティブアート」展示作品
・KAGE
・モルフォタワー:2つの立てる渦
・コムタイプ
・LoopScape
・青の軌跡
・Incompatible block
・OLE coordinate system
・RGBy desk
・String Oscillation
・Tablescape Plus

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メディア芸術祭上海展2007(27)会場の反応2:Bゾーン「東京」

Img_9048 Aゾーン「地球」の次に展開されるのがBゾーン「東京」。このゾーンでは東京がモチーフとなっている4つの映像作品が展示されています。約10メートルほどの長い通路に100インチの画面が4面プロジェクションされています。地球ゾーンの暗い空間から抜けて目にする東京をモチーフとしたこのゾーンでは、1つ1つ足をとめてじっくり観賞してゆく人たちを多く目にしました。

Img_9286 なかでも写真の二人は、全作品を全編じっくり観賞していました。彼らにこのゾーンについての感想を聞いてみたところ、彼女の方は『石野卓球/ザ ライジング サンズ』がお気に入りで、彼の方は『ゲイト・ヴィジョン』が気に入ったらしく、「この映像の仕組みがとっても面白いし、よく考えつくものですね」と感心していました。
また他の方からも「東京は綺麗な街ですね。」「東京は車が多い街のようですね。」などの感想をいただきました。

Bゾーン展示作品
・東京スキャナー
・z reactor
・石野卓球/ザ ライジング サンズ
・Gate vision

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メディア芸術祭上海展2007(26)会場の反応1:Aゾーン「地球」

Img_9424今回の展覧会は大きく分けて3つのエリアで構成されています。その最初がAゾーン「地球」です。このゾーンでは3つの作品が展示されています。まず入口を入ると真っ暗な空間に大きな地球『GLOBAL BEARING』が浮かび上がり重低音が鳴り響いています。

Imaginary そして30インチディスプレイで『Imaginary・Numbers 2006』とそのプロセス動画が展示され、『DriftNet』の8メートル幅の巨大スクリーンには、ネットでアクセスしたホームページの情報が数字化されて巨大な波として表現されています。

Img_9041『 GLOBAL BEARING』の操作性の高さとダイナミックな動きは、子どもから大人まで楽しめるので大人気です。また『Imaginary・Numbers 2006』の精緻な映像表現は見る人の興味を強く引き付けています。『DriftNet』はスクリーンの前での動きが映像に反映されるインタラクションが好評です。

Aゾーン展示作品
・ GLOBAL BEARING
・ DriftNet
・ Imaginary・Numbers 2006

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2007年8月25日 (土)

メディア芸術祭上海展2007(25)出展アーティストインタビュー(児玉幸子)

メディア芸術祭上海展2007で『モルフォタワー:2つの立てる渦』を出展していただいている児玉幸子さんに本展覧会の感想や作品についての解説をお願いしました。

『モルフォタワー:2つの立てる渦』は、メディア芸術祭第5回大賞受賞作品『突き出す、流れる』のシリーズ作品ですが、今回の展示が世界で初めてになります。本展が終わると9月にはロサンゼルスでの展示が予定されているそうです。


■上海展の感想は?
2_2 5年前に、日中国交正常化30周年記念として北京で開催した「日本メディア芸術優秀作品展(メディア芸術祭北京展)」に『突き出す、流れる』という作品を出して、北京の王府井にある中央美術学院美術館に行きました。あれから5年、再び35周年記念の上海展に出展できるので、ものすごく嬉しいです。中国の商業的な中心地である上海には興味があったし、建設ラッシュだと聞く街の様子も見たかったです。

4 空港から黄浦江を渡る橋の上で見た上海市街地は、竹の子みたいに生える高層ビル郡とクレーンのジャングルで。しかも欧米の町のように整然と並んでいるのではなくって、日本では考えられないような密度でビルが生い茂っている。。上海市内の交差点も凄いです。乗用車やバイクや自転車やタクシーや歩行者が、雑然と、我先にと、ほとんどランダムに交錯するように通行しています。前後左右10cm誤ると何にぶつかるかわからない状況。交通量の多い道を渡るには、360度の視野とセンサーで挑まないと。信号は役に立ちません。

3 会場の上海彫刻センターからホテルまで歩いてみました。30分ぐらいです。街の風景は、1本路地を曲がるとがらっと変わっちゃう。田舎風の昔懐かしい雰囲気の露天が並んでいたり、超近代的なガラス張りのビルがあって。それに、人とバイクと自転車が大勢入り混じっている雰囲気に浸りながら歩きました。

Sutaffu 展覧会では、ボランティアの中国の若い人たちと日が経つにつれて少しずつお話できるようになりました。インターネット上で、展覧会のページに顔写真やメッセージを載せているのはよかったみたいです。作品を見て「これは何でできている液体なの?」とか、「よくこんな作品を考えつくね」とか何度も言われました。言葉に詰まると、筆談です。漢字で書けば日常的なことなら大概通じるんですね。

■作品について
2000年から、磁性流体という液体素材を使ったメディアアートを作っています。今回の展示は「モルフォタワー」シリーズの第三番目の作品。「モルフォタワー:立てる二つの渦」というタイトルのインスタレーションです。

2 猫足テーブルの上の1メートル四方の浅い皿にたっぷりと磁性流体が入っています。中ほどに、高さ15センチぐらいの円錐形の塔が立っていて、音楽が響くと、塔の表面に磁性流体のトゲトゲが優雅に(?)ダンスします。音楽に合わせて。

Photo_8音楽にのった流体の舞踊は、冷たく白い照明の光によって照らされています。この白い光がミソです。黒く艶々した金属光沢を放つ磁性流体の表面が、宝石のように輝くのです! 液体の表面はあたりの様子を映し出すので、複数の波紋が重なり合いながら光を放って、音楽に同調して移りゆく様子は、未知の惑星、未知の生物のよう。。

Photo_10 この作品は皿の上に箱庭を作るように、皿の上に、ひとつの気象(雲、渦、海洋)のようなものを載せて眺める気持ちで作りました。白い光は、ときどき稲光になって、タワーに降り注ぐ。そして、モルフォタワー同士は、細かな粒粒を表面にあわ立たせて、お互い交信しているように動きます。

私の磁性流体アートには、観客が直接働きかけることができるインタラクティブな作品と、眺めるだけのインスタレーションと2種類ありますが、今回のは後者のですね。奏でられる音楽が完成させる、ひとつの世界、白と黒のモノトーンの、皿の上の気象・・。みたいなものを目指しています。テーブルの足と側面を鏡面にして、暗い空間に皿がぼわっと空中に浮かんでいるようにしました。

■展示について
Photo_9今回の作品には、ソニーコンピュータサイエンス研究所の研究者である宮島靖さんの技術協力がありました。音楽に付けたメタデータ情報によって、流体と光の制御をきわめて正確に行うことができます。実際には液体なので「正確な」制御という訳にはいかないですが・・。それにもソフトウエア的な工夫が必要。このような、宮島さんの高度な技術が、作品に使われたことは嬉しいことでした。

Photo_7また、大学で教えている二人の学生(出田君、加須谷さん)も、照明装置と作品の造作や組み立てを手伝ってくれました。電気通信大学の技術部の協力も大きかった。作品が複雑になって、色々な種類の技術的要素が入ってくると、たくさんの人とのコラボレーションが必要になります。CG-ARTS協会の方、展覧会のスタッフ。中国の対外交流協会の方々。ほんとうに多くの人にお世話になっています。ありがとうございます。

■上海展の会場の構成
Photo_11上海展の会場の構成は、BUNDの風景と重なるものがあるかな? 中国の街角の電飾は華々しいですが、私達の展覧会場もかなり・・・(笑)。

Photo_12 美術展やギャラリーだと、白いキューブ的な空間で雑踏とはかなり異なる緊迫がありますが、メディア芸術祭上海展は、そんな風では全くないです。上海の街角から違和感なくつながってしまった、そんな雰囲気。食い入るように集中して個々の作品を見つめている若い観客の様子に心打たれました。皆さん本当に楽しそうでした。

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メディア芸術祭上海展2007(24)子供達からの声

Photo_3今日はメディ芸術祭上海展2007最後の土曜日になります。朝から「中華小記者」のみなさんが10人訪ねてこられました。本展についての中国の子供達から見た率直な感想を聞かせてもらいました。

Photo_4 日常的に日本のマンガやアニメに親しみ、PSP等のゲームでも遊んでいるようで、日本の子供達と全く変わらない印象です。

彼らからも「来年もまた上海で開催してください!」と熱い要望をいただきました。

Photo_5 なお、中華小記者は子供の視点で社会の問題を見てもらうために組織されたもので新聞も出しています。小学生から中学生で構成されていて記者になるには面接などがあるそうです。

■ 全体の感想はどうでしたか?
とても良い7人/良い0人/普通3人/あまり良くない0人/良くない0人

■ どのゾーンが一番面白かったですか?
Aゾーン2人/Bゾーン0人/Cゾーン8人

■ ゾーンごとの感想は?
Aゾーン【地球】

・ 作品を通していろいろなことを知ることが出来ました。
・ カッコ良かった。

Bゾーン【東京】
・ 東京の建物の様子がよくわかりました。
・ きれいな街だと思いました。
・ 車が多いんですね。
・ 東京に行ってみたくなりました。

Cゾーン【表現】
・ フィギュアは上海でも専門店があるほど人気なんですよ。
・ 日本のフィギュアは精巧ですね。
・ ゲームは PSPが無かったのが残念です。
 (上海の小中学生では PSPと PS2が人気あるとのこと。)
・ 任天堂 DSやWiiで遊べたのが良かったです。
・ アニメーションは「ウサビッチ」が面白かった。
・ 日本のことはマンガを通して知ることが多いです。
・ マンガはアニメの原作になっているものを見たかった。
・ アートなのに先端的な技術が使われていて感心しました。

■ 一番気に入った作品は?
・ モルフォタワー
・ RGBYデスク
・ グローバルベアリング
・ コムタイプ
・ ウサビッチ
・ ガンダム

2007年8月25日 (土) メディア芸術祭上海展 | | トラックバック (0)

メディア芸術祭上海展2007(23)中国の伝統的なマンガ

中国にも伝統的なマンガがありました。「連環画」と呼ばれるもので1930年代くらいからあったようです。中国の歴史小説など様々な題材にして絵と文章で構成されています。

Photo 日本のマンガのような複雑なコマワリではなく、大体1ページに2つの絵があり、絵の下か横に解説する文章が載っています。絵の手法としてはペンや筆などいろいろな手法が駆使されていますが、いずれも詳細に描かれています。

Photo_2 人気を博していた連環画ですが、文化大革命をきっかけに一時は無くなりました。その後復活し、新しい作家も出て来ています。

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2007年8月24日 (金)

メディア芸術祭上海展2007(22)上海映画事情

メディア芸術祭上海展の会場近くに「上海影城(Shanghai Film Art Center)」があります。中国語で映画のことを電影と言い、影城は大型映画館のことです。

Photo_4上海影城は9スクリーンあり上海でも最大規模のシネコンで「上海国際映画祭」のメイン会場にもなっています。

上海国際映画祭は1993年に始まり、国際映画製作者連盟(FIAPE) が認めた世界12国際映画祭の一つになっています。

映画の料金は50元(約800円)から60元(約1000円)です。我々が滞在していた期間では中国の映画の他には「トランスフォーマー」や「ハリーポッター」などが上映されていました。

■上海影城
新華路160号

■文化庁メディア芸術祭上海展2007
http://plaza.bunka.go.jp/cn

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メディア芸術祭上海展2007(21)上海の車

0 上海の渋滞は年々ひどくなっています。
市当局としても、渋滞対策として一部の高速道路では一定の時間帯には上海ナンバーの車しか走れないという規制をしたり、ナンバープレートの発行枚数を制限したりしています。

ナンバープレートは、国営企業の場合は比較的簡単に取得することができますが、民間企業や個人の場合は限られた枚数のナンバーを競売で獲得しなければいけません。そのため落札価格は高沸し、平均価格でもちょっとした小型車が購入出来るほどです。また希望のナンバーを得るために信じられないほどの金額を使う人もいるそうです。

Photo_3 高級車を見る機会は東京よりも多いかもしれません。メルセデスベンツ、BMW、ベントレー、ジャガー、ポルシェ、フェラーリ、マセラッティー、日本車では、レクサスやインフィニティーなどです。東京でもなかなか目にすることの出来ない通な高級車も目にします。

3 また、高級車ブランドの中でも最上位モデルが人気があるようです。例えばメルセデスであれば、SクラスかCLSがほとんどでEクラスや Cクラスなどは殆ど見ることは出来ません。レクサスもLS(旧セルシオ)ばかりです。中間的なブランドというのが存在していないのが今の上海です。

■文化庁メディア芸術祭上海展2007
http://plaza.bunaka.go.jp/cn/

2007年8月24日 (金) メディア芸術祭上海展 | | トラックバック (2)

メディア芸術祭上海展2007(20)上海の露天商

Img_8910_2 上海の街中を歩いていると、とても多くの露天商を目にします。特に、日本ではあまり見られない果物売りを一番多く見かけます。

棒の両脇に天秤のように籠を下げて果物を売り歩く人や、自転車の荷台にたくさんの果物を載せて売り歩く人、そして生活用品や小物を荷台に満載して売り歩く移動式コンビニのような商売まで色々です。買ったその場でガブっと食べるお客さんもいます。

Img_8955_2そして夜になると、昼間とは違った種類の露天商に出会います。すぐにたためるスーツケースに世界各国のタバコをびっしり詰めて街角で売るタバコ屋さんや、海賊版のDVD売りなどを目にします。

Img_0036_2 ちなみに今回目にした露店では「スパイダーマン3」や現在上映されている「ハリーポッター」のDVDが驚くほどの廉価で販売されていました。映画やマンガなどの大衆文化は、より多くの人々に発信されるためのメディアです。正規版の流通のためには著作権の保護や規制が不可欠ですが、やはり価格や流出の仕組みの問題をクリアできないと海賊版はなかなか無くならないのではないでしょうか。

■文化庁メディア芸術祭上海展2007
http://plaza.bunka.go.jp/cn/

2007年8月24日 (金) メディア芸術祭上海展 | | トラックバック (0)

メディア芸術祭上海展2007(19)学生運営スタッフのみなさん

Img_8861_3今回のメディア芸術祭上海展では、上海の大学に通っている学生さんたちが運営スタッフとしてお手伝いしてくれています。上海大学や会場近くにある上海交通大学の学生が多く、皆さん積極的にゲームの遊び方や作品について解説して来場者に楽しんでもらっています。

Img_9119上海から列車で6時間の所にある安徽省出身の万(ワン)さんは財経大学の単位履修生。「もし来年も開催されるなら日本語を勉強してぜひ参加したい」ということでした。

Img_9112また、上海外国語大学の日本語コースに通っている黄君(写真左)と朱君(写真右)は日本語がとっても上手。二人とも両親が上海生まれの生粋の上海っ子。黄君は来年日本のファッションデザイン学校に留学予定だそうで、現在は会話を中心に日本語を勉強しているそうです。また朱君は卒業したら日本語を活用した仕事をしたいと話してくれました。

彼らに今回の展覧会についての意見を聞くと、会場で実際にゲームができるので小さいこどもも家族と一緒にみんなで楽しめる展覧会だということです。マンガもそうですが、特に日本のゲームは大人気のようです。

■文化庁メディア芸術祭上海展2007
http://plaza.bunka.go.jp/cn/

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メディア芸術祭上海展2007(18)会場について

メディア芸術祭上海展の会場になっている「上海都市彫刻芸術センター」は、1950年代に建てられた製鉄所であり、かつては上海の産業を象徴する工場でした。

2 その後、製鉄所の移転にともなって廃墟になっていましたが、2年前に建物に改造を施して彫刻センターとして生まれ変わりました。外壁などは出来るだけ当時の面影が残してリニューアルしています。歴史的遺産をも受け継ぎながら、現代における芸術の活力と時代の空気を反映させた彫刻芸術の殿堂を目指しているということです。vol.12で紹介した M50もそうでしたが、古い建物をアートの施設として再生しているケースが中国ではいくつか見られます。

Photo 彫刻センターの展示空間は大きくはAとBがあり、メディア芸術祭上海展では Aを使用しています。 A会場には大きくへこんだスペースがありますが、これは製鉄の鉄を冷やすためのプールであった名残です。今回の展示ではインタラクティブアート作品をこのエリアに展示しています。

Photo_2 Bには常設で大型の彫刻作品が展示されている他、ギャラリー、デザイン事務所、アトリエ、書店などがテナントとして入っています。コーヒーショップや中国茶のお店、CLUB等もあります。建物の前には芝生の公園が広がり、ここにもさまざまな彫刻が飾られていて楽しむことが出来ます。

■上海都市彫刻センター
上海市淮海西路570号
http://www.sss570.com/

■文化庁メディア芸術祭上海展2007
http://plaza.bunka.go.jp/cn/

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2007年8月23日 (木)

メディア芸術祭上海展2007(17)マスコミの反応

Img_8997 8月18日に行なったメディア芸術祭上海展記者発表会には日中あわせて42社74名ものマスコミにお集りいただきましたが、現時点でも連日取材に来ていただいています。

今日は「上海エクスプローラー」と「記者クラブ」の取材がありました。マスコミの反応は思っていた以上に良く、展覧会の目的やコンセプトについても高く評価していただいているようです。取材をうけての大体の傾向としては以下の通りです。

・商業目的ではないところが良い。
・アニメから芸術までを網羅しているところが面白い。
・現在進行中の日常の文化を見せようとしている試みが良い。
・日中のカルチャーの違いを感じさせた。
・子供向けと思っていたが、大人も楽しめるものであった。

取材の後には、こちらから記者さんに個人的な感想を聞くようにしていますが、教育関係を担当されている黄介欽氏からは、「個人的にもアニメやマンガに対する視野が広がった。この展覧会を見た子供たちはきっと良い刺激をうけていると思うので、彼らの中からここに展示されているような作品を作ることのできるアーティストが出て来て欲しい。」という感想を聞かせていただきました。

■上海エクスプローラー
http://cn.explore.ne.jp/

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メディア芸術祭上海展2007(16) 上海当代美術館

Photo_3メディア芸術祭上海展プロモーションのために、上海当代芸術館(MoCA : Museum of Contemporary Art, Shanghai)を訪問しました。

人民公園の中にあるこのガラス張りの美術館は、2005年にオープンしたばかりの現代美術館です。上海美術館の隣にあり、中国と世界の芸術文化発展の橋渡しを目指し、コンテンポラリーアートからメディアアートまで世界の現代芸術家たちに作品発表の舞台を提供しています。なお、中国では初のNPOが運営する美術館です。

Photo_4 現在、館ではガウディの建築展が開催されています。ミュージアム・エデュケーション担当チーフのステラ・カオさん(写真左)が心良く対応してくださり、メディア芸術祭上海展のチラシをエントランスに設置していただきました。

館の周りは公園の緑であふれ、木陰では炎天を避ける人たちが憩っている姿が見受けられます。

■上海当代芸術館

南京西路231号 人民公園7号門
tel +86-21-63279900
http://www.mocashanghai.org

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メディア芸術祭上海展2007(15)上海の書店

Photo_2 人民公園からほど近い福州路沿いは多くの本屋が集まっています。大型の書店から、美術や教育などの専門書店まで様々な種類の書店が並んでいます。その中で目立っているのが「上海書城」で、上海最大の書店です。おそらく中国でも最大規模の総合書店でしょう。

2_2 ありとあらゆるジャンルのコーナーに所狭しと書籍が積み上げられ、CDやDVDコーナーも充実しています。映画「トランスフォーマー」も日本と同時期に公開されていて、関連書籍も平積みされていました。

3 こちらでは立ち読みももちろん、床に座って読みふける人たちも多く見受けられます。マンガを読んでいる子どもにメディア芸術祭上海展のチラシをあげると、興味深そうに見入っていました。

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メディア芸術祭上海展2007(14)アニメの城

Photo 人民公園から10分程度歩いた浙江中路に「上海動漫城」があります。「動漫」は中国語でアニメを意味しますので、直訳すると「上海アニメ城」いうことにでしょうか。上海動漫城は、1階はガチャガチャ、2階はガンプラ、サンリオ、レゴ、3階はキャラクタグッズ、ラジコン、漫画、アニメ、ゲーム、そして4階は子供向けの遊び場となっていました。
このようにフィギュア、マンガ、アニメ、キャラクター商品などを専門的に扱っているデパートは動漫城と呼ばれ上海市内に数カ所あるそうです。

2 我々が訪問した際には、平日の午後だったせいかお客さんの姿もちらほらでしたが、日本のマンガやアニメのDVDがずらっと並べられていました。名探偵コナンは中国語で「柯南」。見慣れない当て字でも音は通じるので何だか不思議な感じがします。また、ガンプラの充実ぶりには目を見張るものがあります。価格も日本と同じぐらいでしょうか。ガンダムコーナーでは、1/12スケールのシャー専用ザクがディスプレイされていました。ちなみにフィギュアは「人偶(レンゴウ)」と言うそうです。

店内の写真を撮っていると警備員から注意されました。ここに限らずアニメやゲームなどのお店で日本人を警すろところは多いようです。上海動漫城のゲームコーナーでは正規版の横にさりげなく海賊版らしきものも並んでいました。海賊版はややパッケージがくたびれていて、中古品かなという印象でしたが、価格は10元(160円)から15元(240円)と驚くような安さです。これほど正規版と価格差があれば正規版の流通を妨げてしまいます。

現地スタッフに海賊版についての意見を聞いてみると、「正規版が入って来ない。」「正規版があまりにも高すぎる。」「海賊版の方が中国語での解説がついているなどサービス面でも充実している。」といった答えが返ってきました。日中で協力して解決をはかっていかないと双方にとって必要でしょう。

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2007年8月22日 (水)

メディア芸術祭上海展2007(13)来場者インタビュー

上海展に来てくださった来場者に日本のメディアアートに触れた感想を聞いてみました。

  「東京ゾーンの4つの映像がとてもS2おもし
 ろかったです!
 テレビで見る東京とは違っていてよかっ
 たです。あと、ゲームコーナーの子犬と
 遊ぶゲームが気に入りました!
 (第9回エンターテインメント部門
 優秀賞 ニンテンドッグス)」

S3 「展示されている全ての作品がおもしろい
 です!ゲームや漫画以外、今までに見た
 ことのないような作品だらけで感動しまし
 た!特に東京ゾーンの新幹線の映像が
 とてもよかったです! 
(第9回アート部門優秀賞 Gate Vision)」

「ゲームコーナーの音楽のゲームがよかったです。
(第6回 特別賞 Rez)」

S1_2 「パソコンで遊ぶゲームが一番楽しかった!道や階段をつくって人をたくさん歩かせるんだ!
(第10回アート部門 優秀賞 OLE Coordinate System)」

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メディア芸術祭上海展2007(12)上海のアートシーン-M50-

Img_8960 上海駅の西側、蘇州河畔近くの莫干山路に、ギャラリーやスタジオが集まったM50と呼ばれるエリアがあります。このエリアでは主にファインアート系の平面作品や立体作品を見る事ができます。また、アーティストがアトリエを借りて実際に作品を制作して